2018-04-14 UPDATE

「ゲーム観の隔たりを無くす~面白いゲームを遊んでもらおう!~」

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W.I.のtotoko です。
これまでは国内と海外のゲーム事情を比較してきましたが、今回は日本国内にのみ目を向けてみましょう。

先日、NHKにてeSportsの特集がされました。
番組中では肯定的に捉えた番組となっていました。
しかし、放送中に届いた視聴者からのコメントは否定的な意見ばかりでした。
その多くが40代以降の世代であり、彼らの意見の大半が「汗をかかないからスポーツじゃない!」とか「身体動かしてないからスポーツじゃない!」というものが中心でした。

確かにわからなくもないです。そもそも、eSportsという言葉が出始めた年代等を考慮すると、彼らの世代がスポーツ=運動というのは当たり前と言えば当たり前です。

もちろん、その「スポーツ=運動」というのは正しくもあり間違ってもいて、スポーツの中に運動が含まれている、というのが正しい(スポーツという言葉の)解釈です。

どうしてもゲーム=遊びという考え方が浸透している中で、急に「ゲームはスポーツですよ」と言われても拒否反応を起こしてしまう心理は、一概に批判はできません。

では蔑ろにしてしまおう! というのはダメ

「俺たちの世代のものに対して、常にいちゃもんばっかりつけるあいつらは老害だ!」って言ってしまっては反感を買うだけで前には進みません。

仮に「古い価値観の人間は放おっておきましょう」ってしてしまうと、いつまでたってもeSportsというものは「一部の人たち、世代だけで盛り上がるもの」という認知から変わりません。

ただでさえ日本はeSportsに関しては後進国と揶揄されているのにこれでは元も子もありません。

では、日本全体として、eSportsを知ってもらい理解してもらい応援してもらうにはどうすることがいいのか、これを中心に考えていく必要があります。
以前も書いたかもしれませんが、大切なのは「ゲームを理解」してもらうことなんです。

ゲームを知ってもらうことがとても大切で、ゲームで遊ぶことは恥ずかしいことではないよ、楽しいことなんだよと伝えるのが必要です。

そのためには、ゲームをテニスや卓球といった「生涯スポーツ」としていつまでも楽しんでもらえるものとした方がいいかもしれませんね。

別に格闘ゲームやMOBA、FPSといった現在のeSportsシーンで選ばれているジャンルを「これぞザ・ゲーム」として、プッシュする必要はありません。というよりもPvPじゃなくてもいいです。

PvEが中心のゲーム、RPGだったりCPUが相手のボードゲームだったり、それこそ家族や友人達でワイワイ遊ぶパーティーゲームでも構いません。
こういう「遊んでいて楽しい!」ってなるゲームに触れてもらって「ゲームで遊ぶことへの抵抗を減らす」のが一番かもしれません。

するとだんだん、ゲームに対する偏見が薄れていくような気がします。
あとは僕らが特に何かアクションを起こさなくとも、eSportsというものに興味をしめしてもらい、応援してもらう流れになるはずです。

これは難しいかもしれませんが、eSportsの世界大会を民放テレビで放送するというのは、意外と効果が高いかもしれません。
なんだかんだ言っても、僕らより上の世代の中心はまだまだTVですからね。

蛇の足
eSportsに関する記事を中心に書いている身としていうのもあれですが、まあ一応僕はクリエイターの人間なので、言ってしまうんですが
沢山の人、ゲーマーじゃない人に対しても「このゲーム、本当に面白いんだ! ぜひぜひやってみてくれ!」って堂々と紹介できるゲームを世に出すのが大切なんじゃないかなー? と思いました。

RPGの壮大な物語に涙するのもいいですし、映画にも匹敵するレベルのグラフィックで描写された背景などにロマンを感じるのも大賛成。

「今年はウチのチームは情けなかったけど、せめてゲームの中で日本一にしてやる!」って贔屓のチームの栄光のために野球ゲームをやってみるというのも、全然構いません。
大事なのはそういう一般化された遊び方を提供できるものを用意することでしょう。

WRITTEN BY

totoko

基本九州弁の都内在住のゲームクリエイター兼ライター/1991年生/ゲーム/マンガ/アニメ/LoL/MHW/プランナー/ライター/フォローはお気軽にどうぞ。/込み入ったお話はtotoko.staphi@gmail.comやDMで。

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